OmniFocsuそれ一つのツールがさまざまな役割を果たしている
OmniFocusから別のツールに乗り換えてみることを試しました。iPhoneから使うときに同期に時間がかかるのが気になって、OmniFocusにある機能のうちアウトライナーがあったらよいと思いScrapboxとDynalistを試してみました。
しかし、使っているうちにOmniFocusが持っているアウトライナーに加えた機能の一つ一つ(たとえば予測、レビュー、カスタムパースペクティブ)が組み合わさって私のタスク管理と情報整理を支えてくれていることに気づきました。
アウトライナーだけ抜き出したのでは、私の場合、タスク管理するのにはフォームとなる「型」が抜け落ちてしまいミスにつながりました。人によってはそのフォームを自在に作ることができることがアウトライナーの魅力となるかもしれませんね。とりあえず、またOmniFocusをメインに使ってみましょう。
二つ収穫がありました。一つはOmniFocsuそれ一つのツールがさまざまな役割を果たしていたこと、もう一つは、一時的にOmniFocusとアウトライナーとの組み合わせとなったのが使いやすかったことです。あるアウトラインに一つの項目を足すことは比較的容易でも、二つになったアウトラインを一つのアウトラインにするのはOmniFocusには荷が重いですねえ。
今回は、アウトライナーとしてScrapboxとDynalistを使ってみましたが、OmniFocusと同じグループが作っているOmniOutlinerがデータのやり取りに使い勝手がよさそうです。
しかし、OmniFocusからOmniOutlinerへのデータコピーはアウトラインの構造を持ったままコピーできないみたいですね。逆のOmniOutlinerからOmniFocusへのデータコピーはアウトラインの階層を持ったままできました。OmniFocusからOmniOutlinerへのデータコピーは、OmniFocusのアクションへのリンクになりました。
ツールの設計思想としては、アウトライナー(OmniOutliner)→タスク管理ツール(OmniFocus)だとわかりますが、逆をまったく受け付けないのはずいぶんと頑なですね。やり方を知らないだけかもしれませんので、もう少し試してみたいと思います。
他のWorkflowyやDynalistといったアウトライナーからみれば、OmniFocusは不自由この上ないように思えます。プロジェクトやタグ、予測などの画面の扱う情報はさまざまで少し扱いにくいですね。しかし、個人的には、基準となるものがある、土台として地面がある、そんな不自由さになっています。地に足がついている感覚でしょうか。アウトライナーとしてみたときのOmniFocusの感想です。